ローラに涙

80年代にテレビ放映されていたベストヒットUSAが今復活してるのを
知っていますか?
いつからでしょうね。あの頃とほぼ同じフォーマットで放映されている
のです。もちろん紹介されているトップ20は、今のアメリカンチャートの
トップ20なので、ほとんど分からない曲ばかりです(笑)。
時々思い出した時にビデオに録画したりしてるんですけど。。。昨日は
たまたま視聴者からのリクエストでローラ・ブラニガンの「グロリア」が
オンエアされたのです。
この曲のミュージックビデオって全く記憶になかったので、どんなんだったっけ?
とワクワクしながら待ったら、シンプルにスタジオというか、テレビライブ会場
みたいなところで歌うローラでした。しかも口パク。
でもね。。。
アメリカのテレビ番組は口パクが常識だから別にこれを批判する気にはなれません
でしたね。特にローラ亡き今となっては。。。
シンプルだけどドレッシーな黒い衣装を着たローラは、最近の裸同然と言ってもいい
衣装でこれ見よがしに肉体を露出するアメリカの女性シンガーの後に見ると、とても
新鮮に映りました。まだ新人ってことで、カメラワークにも慣れてなくて、
ほとんどカメラを無視して歌ってるんですけど、それがまた初々しくていい感じ
なんですよ。マドンナ以前の女性シンガーで、当時のシーナなんかもそうでしたけど、
歌ってるときの立ち居振舞いにはどこかイモっぽいところがあって(笑)、そこが
逆にすごく好感度大でした。いや、ステージングはマドンナみたいにエンターテイメントに
あふれていなくてもいいんです。この時代の女性シンガーは。それよりも肝心の歌が
輝いてれば。。。

それでも歌いながら徐々に乗ってきてるのが感じられ、♪CALLING GLORIA〜って
ところで右手を大きく上に差し出しながら歌うローラには、見ていて涙が。。。