最近買ったCD(続き)

SOL042004-09-28

岩崎宏美の「感傷時代」という曲についてアップしました。
筒美京平氏ってやっぱり天才ですね。今更自分が言うほどのことでも
ないのでしょうけど。。。ちょっと前までは洋楽ファンの立場から
洋楽のパクリが多すぎる、なんて思ったりしていたのですけど。。。
でも、ちゃんと聴くとやっぱり筒美氏自身の卓越したセンスがないと
あんなに素晴らしい曲を湯水のごとく作れるはずがないわけで。
80年代の京平氏も素晴らしいのですが、やっぱり彼の才能が最高に
発揮されていた時期は70年代だと思うのです。今までは主に岩崎&
太田ひろみ作品で彼の偉大さに触れてきたわけですけど、これからは
南沙織野口五郎郷ひろみなどもチェックしたいなあなんて思ってます。

ということで、最近買ったCDです。

●『MIND,BODY&SOULジョス・ストーン(ジャケット写真)
去年『SOUL SESSIONS』というカバーアルバムでイギリスから16歳の
若さでデビューしたジョス・ストーンのセカンドアルバムが早くも到着
しました。とにかく初めてFMで彼女の歌を聴いた時のあの驚愕振りは
すごかった。イントロにかぶさる「イギリスでは21世紀のジャニス・ジョップリン
の呼び声も高い」なんていうDJの声に、「またかよ」感(こういうキャッチ
コピー非常に多いですよね)になえた心で聴き始めたら、あまりにもすごすぎて
ぶっ飛んでしまったのがまるで昨日のようです。
ファーストはあくまでも彼女の声と素晴らしいボーカリストとしての才能の
ショーケースだったわけで、彼女の真価が問われるのはオリジナルアルバムの
セカンドだと言われていましたけど。。。これは見事にやってくれましたね。
期待を大きく上回る出来でした。彼女のボーカルにはものすごい緊張感があって、
それが圧倒的な吸引力につながってるような気がします。作品的にも次から
次へと完成度の高い素晴らしい作品が登場して、彼女のボーカリストとしての
オーラが発酵してることの現れではないかと。。。ノリに乗ってるときには
どんどんいい曲が出来てしまうってのは古今東西を問わず真理ですね〜。
いやあ、これはホントすごいアルバムに出会ってしまいました。