百恵と聖子の偉大さ。。。

さてさて、立て続けに百恵と聖子をとりあげたわけですが。。。
この二人、本当に偉大だと思います。
百恵と聖子に関しては、セールス以上に後の80年代アイドルたち
(聖子の場合は同時代ってことになるのですが)に与えた影響の
すごさは半端じゃないです。
風立ちぬ」で、松本隆は百恵を否定する試みをしたわけですが、
同じ松本氏は自分の手がけた薬師丸ひろ子中山美穂で、はからずも
山口百恵を(百恵および阿木女史を)実はかなり意識していたことを
露呈してしまいます。
いや、もちろん松本イズムを十二分に発揮しているので、コピーという
わけではないのですが。。。
聖子は聖子で、デビュー三年目にしてすでにポスト聖子と呼べる
アイドルたちの出現を生むわけですし。。。
また、明菜はというと、わたしこの人の悲劇は常に百恵と聖子という
存在の相対的存在であったってことだと思っています。
いや、正確には一時期はこの二人の存在を抜きにしても輝いていたと
思いますし、この二人を一時期はしのぐ輝きを得ていたとも思うのですが。。。
でも、誰でもいつかは経験するアーティストパワーのダウンを経験してからは、
やはりこの二人の巨星との比較において存在するという、彼女の出自に
戻ってしまったような気がするのです。それが彼女の最近のヒット作
『歌姫2』で顕著になったという気がします。
このあたりのことは、また後に色々と取り上げたいですね。



昨日のNHKの夜の番組見られたでしょうか?
岩崎宏美岡本真夜といっしょに歌番組に出ていました。
これがまた、素晴らしかったです。
この二人のコラボを知った上での競演っていう、ちょっとマニアックなつくりが
とても素晴らしかったです。
岡本さんがヒロリンに書いた「手紙」、初めてテレビで聞きましたけど、
この曲地味だけどいいですね。
この次の宏美の新曲は中島みゆきの書き下ろしなので、今から期待して
待ちたいと思います。
また、来週のこの番組は、岡村孝子さだまさしとの競演だそうで。
岡村さんが以前在籍していたあみんのグループ名は、さだまさしの『夢供養』
というアルバムの中の「パンプキンパイとシナモンティー」という曲の歌詞に
出てくるお店の名前だったはずです。NHKも何気にマニアなことをやってません?
こういう音楽番組を作る良心的なディレクターもいるってことですよね?
色々とあるみたいですけど、なんとか頑張って欲しいと思います>NHK
と言っても、やっぱり猛省はして欲しいですね。
正直、わたしも受信料どうしようか。。。なんてことをちらっと考えたり
しています(笑)